低いベッドはお部屋を開放的に見せてくれるので、インテリア性を重視する方に人気です。
ただ、あまりに低すぎると、寝ている間に床のほこりや花粉などを吸い込んでしまうので、アレルギーや喘息をお持ちの方には不向きです。
特に、新婚さんはこれからお子さんもお考えでしょう。以前も別の記事で書きましたが、生まれてきた赤ちゃんがアレルギーやアトピーを持っていたとしたら、低いベッドで一緒に寝るのはおすすめできません。
喘息の子供におすすめのベッドは、ほこり対策や掃除のしやすさを重視!
見た目のおしゃれ感での低さと、アレルギー対策での低さを考えると、30cmというのがギリギリの数字なのです。
あまり高くなってしまうと、おしゃれ感がなくなってしまいます。
でも、高さ30cmのベッドってどんなものがあるのでしょうか。
高さ30cmというのは、「マットレスの高さ」「フレームの高さ」「布団で寝るのか?」という3つで決まります。
ただ、一番に考えたいのは、マットレスではないでしょうか。マットレスで寝心地や睡眠の質が左右されますので、まずはお気に入りのマットレスがどのくらいの厚みがあるのかをチェックしましょう。
それにより、フレームのタイプや高さが決まります。
マットレスの厚みをチェックする
マットレスの高さは、16cm~30cmくらいが一般的です。
30cmもの厚みのあるマットレスだど、重さも30kgくらいになるものも!
ベッド通販エムカグでも、その高さのマットレスのラインナップが非常に多く、フレームとセットで買えるようになっています。
30cmくらいのマットレス
高さ30cmのマットレスだと、必然的にフロアタイプのベッドを選ぶことになるでしょう。しかも、フレームにマットレスを落とし込むタイプのものです。
マットレスを床に直置きするよりも衛生的で、カビ対策にもなり、見た目にもとってもおしゃれですね。
20cmくらいのマットレス
この場合、フレームの高さが10cmくらいのものが必要です。
フロアベッドなら、「フレームに直乗せタイプ」を選びましょう。
ステージベッドなら、脚の長さが選べるものが調整もしやすくおすすめです。
15cmくらいのマットレス
割と薄目のマットレスになります。
この場合、フレームは20cmくらいの高さでも大丈夫。
ただ、一般的な脚付きのステーションタイプですと、床板の部分が分厚いので、やはりステージベッドがおすすめです。
布団で寝る場合
布団の厚みは約5cm~10cmくらいです。人が寝転ぶと重みで沈み、もっと薄くなるでしょう。
最近では、極厚の敷き布団も増えてきていますが、長年使い続けるとへたって薄くなることも考えておきましょう。
この場合は、ベッドフレームの高さは20cm~25cmくらいのものを選ぶと、全体の高さが30cmくらいになりますね。
こちらでも、フロアベッドのフレーム直置きタイプや、ステージベッドの脚が高めのタイプなら、低くなりすぎず大丈夫。
あとはパイプベッドも、高さ的にはちょうどいいでしょう。
床板がすのこになっていて、布団を載せても十分使えるタイプも出ています。
まとめ
このように、30cmの低さのベッドにするには、マットレスの厚みとフレームの高さ、また布団を使うかを考えることになります。
低いベッドでお部屋を開放的におしゃれに見せ、かつほこりを吸わないぎりぎりの高さ。
この30cmという数字を意識してみてくださいね。