引き出し付きベッドの13個のデメリットとは

引き出しベッド

引き出し付きベッドは、開け閉めもしやすく簡単に収納できるので、一人暮らしの方をはじめ、ベッド下を有効活用したい方にとても人気のアイテムです。収納ベッドの中では種類もとても多いですし、子供部屋に引き出しベッドを買おうと思っている方も多いでしょう。

ただ、周りに使っている人が多い分、「カビが生えた」とか「ホコリが入りやすい」などのデメリットを耳にすることもありませんか?

そこで今回は、引き出し収納ベッドで見落としがちなデメリットをご紹介します。口コミやレビューなどから、細かいところも拾ってみましたので、購入前にぜひ参考にしてくださいね。

引き出し付きベッドのメリット

最初に、メリットについて少し触れておきますね。

必要な分だけ出し入れができる

収納するスペースがいくつかに分かれるため、必要なものを取り出すときは、その引き出しだけを開けるだけでOK。簡単に出し入れできますので、お子様にもおすすめです。

収納するとき、余計な力が要らない

これは、跳ね上げ式と比べた時のメリットともいえます。跳ね上げ式の収納ベッドは床板やマットレスごと持ち上げる必要があるので、結構大変。また冬場などは、上の布団もかさばるので、何かと収納もしにくいでしょう。

それに比べると、引き出しタイプの収納ベッドは、サッと引き出しを引っ張るだけですので手軽ですね。

引き出しの反対側に大きいモノが収納できる

大容量タイプの引き出し収納ベッドでは、引き出しの反対側奥の余った空間も有効活用できます。

スキーの板や布団、マットなど、季節はずれのアイテムを押入れにしまっておくような感覚で収納できますよ。

引き出し付きベッドのデメリット

では、デメリットについて見ていきましょう。

湿気やすくカビが生えやすい?

引き出しベッドについては、湿気やカビを心配する声がとても多いです。引き出し付きベッドにカビが生える大きな原因は以下の2つ。

  1. ベッドの下に湿気の逃げ道がない
  2. ベッド周りにはもともと湿気が多い

 

1.については、通気性が悪くなるのでカビが生えやすいのはすぐにお分かりでしょう。

問題なのは2.です。実は、ベッドの周りには寝汗や部屋の湿気、窓や床の結露など、湿気が上がる環境が揃っているのです。

ただ、このうちどの部分の湿気が原因なのかを探り、それに合った対策をとることがカビ対策には最も重要です。お部屋の湿度を適正にコントロールし、寝汗パッドなどを使っていれば、引き出しにカビが生えることはそうそうありません。

ベッドの湿気とカビについては、下記で分かりやすく説明していますので、ぜひご覧ください。

(参考)ベッドの「湿気」と「カビ」の話~正しい知識で賢い対策!

ホコリがたまりやすい?

引き出しは開け閉めがしやすいといった反面、その分ホコリも入りやすくなります。特にベッド周りは、シーツなどの繊維くずなどもホコリとなって舞うので、ほこりっぽくなるのは避けられません。家族みんなで寝るベッドだと、リネン類も多いので、余計にホコリは気になりますよね。

子どもがいる寝室でのホコリ

この場合、「引き出しの構造」がホコリに大きく影響します。

例えば引き出しの上にフタがなく、直接すのこや板になっているものでは、その隙間からマットレスの繊維くずやホコリが落ちてくることもあるでしょう。

一方最近主流のBOX構造なら、引き出しがぴったり収まる枠に囲まれていますので、外からのホコリが入りにくくなるのでおすすめです。

ホコリが入りにくいBOX構造

掃除が面倒くさい

引き出しの中や、床との間の掃除はやはり面倒くさいです。特に、床が冷たくなるような部屋では、結露からフローリングと引き出しの裏の部分にカビが生えることもあります。BOX構造ならホコリはましになりますが、それでもほったらかしでいい訳ではありません。

定期的に引き出しを開け、裏側や中の掃除をすることも大切です。

引き出しの前に物が置けない

引き出し付きベッドは、引き出しを引っ張り出すスペースが必要です。

引き出し収納ベッドは引き出すスペースが必要

ということは、この場所には物が置けないということになりますね。ワンルームや6畳などの狭いお部屋の場合、ベッドのすぐ横に本棚や机を置かなければいけないこともあり、家具のレイアウトがしにくくなるのがデメリットです。

※引き出し付きベッドには、横だけでなく足元にも引き出しが付いたタイプがあります。その場合、ベッドの横にすぐ壁や他の家具を置いても大丈夫。一度ご覧ください。

ラグに引っかかることがある

これも上記のデメリットと似ていますが、引き出しの前に厚みのあるラグマットを敷くと、開けられなくなることもあります。ふわふわした厚めのラグマットが好きな方は、引き出しが使える厚みかどうかを必ずチェックしてくださいね。

引き出しの反対側のものが取り出しにくい

引き出しの反対奥のスペースには、通常大きい荷物や長いもの(カーペット、スキー、スノボなど)がしまえるようになっています。

引き出しの奥の収納スペース

このスペースに物をしまうと、その上の板とマットレスを移動しないと取り出せないのです。

これは意外と見落としがちなデメリットです。かなり大容量のものが収納できて便利なのですが、その収納の不便さから、一度しまったきり引っ越しまで日の目を見なかったなんていう口コミも。

マットレスや板、布団を持ち上げるのはかなりの重労働です。気をつけてくださいね。

引き出しの反対側の底板がない

引き出しの反対側のスペースに底板がなく、物をしまうとフローリングやカーペットに直置きになるものもあります。

「実際に届いてみてびっくりした!」という口コミも見かけます。清潔さを気にするなら、奥までしっかりと底板がついたタイプを選びましょう。

引き出しの反対側がガランと筒抜けに!

「引き出しの反対側に回ってみると、何にもなかった」というものもあります。見た目が悪いようにも思えますが、この場合は、反対側にものを置きやすいというメリットに変えてしまいましょう。

引き出しの反対側

ベッドが大きくなっても引き出しのサイズは変わらない

クイーン、キングサイズなどの大型の引き出し付きベッドを買われる方も多いですよね。この場合、ベッドのサイズが大きくなっても、引き出しのサイズは変わりません。

ということは、「引き出しの反対側のスペースがその分大きくなる」ということなんですよね。

そのスペースが、上記で述べたように、収納しにくければどうでしょう。結局使い勝手がいいのは引き出しの部分だけ、ということにもなりかねません。

引き出しの反対側に何をしまうのかもよく考えておくことが大事です。

ちなみに、足元にも収納がついたタイプは、残りのスペースがその分小さくなります。

サイドと足元に引き出しがついたベッド

意外と使い勝手がいいので、ぜひ検討してみてくださいね。

ベッドの向きが限られることがある

種類によっては、引き出しは左側だけなど、片方にしかつけられないものもあります。そうなると、必然的に頭の位置も限られてしまいますよね。ベッドの配置で、頭をどの向きに置くかはとても重要なポイントです。

引き出し付きベッドを選ぶときは、引き出しが左右の両方どちらにも付け替えができるタイプのものを選びましょう。

両面引き出し

レイアウトが自由にできて便利です。

ちょうどいいサイズの引き出しがない

ベッド下に何をしまうのか、あらかじめちゃんと考えていますか?もしかしたら、これから買おうとする引き出しベッドには、それがちゃんと収まらないかもしれません。なかなかちょうどいいサイズの引き出しって巡り合えないものですよね。

何を収納するかを事前に考える人は意外と少なく、ほとんどの方が購入後に引き出しのサイズに合わせて物を収納するのではないでしょうか。

これでは効率のいい収納はできませんよね。

できれば、事前にベッド下に何を収納するのかを決めておき、そのサイズにあった引き出しベッドをじっくりと選ぶことをおすすめします。

組み立て・解体が大変?

引き出し付きベッドの場合、引き出しの組み立ても大変だったという声を聞くことがあります。確かに下手な人が組み立てちゃうと、若干のズレなどが生じ、うまく引き出しが収まらなくなるかもしれませんね。

また、引っ越しなどでは引き出しを解体するという手間が増えてしまいます。

BOX構造のものだと、あらかじめ引き出しの組み立てが完成した状態で届きます。枠さえ作れば、あとはそこに完成した引き出しを取り付けるだけ。女性の一人暮らしでも安心ですね。

ただ、梱包も大きくなりますので、玄関や部屋のドアに搬入できるかの確認は必要です。

引き出しは壊れやすい?

海外メーカーの安いベッドは、引き出しの構造もちゃちいものが多く、ガタついたり引き出しにくいものもあります。長く使うのであれば、日本製で、かつフルスライドレールがおすすめ。

とてもスムーズに開けることができ、引き出しの奥の方まで物をしまいやすくなります。

まとめ

引き出し収納ベッドは、便利そうに見えていろいろデメリットもあるのがお分かりいただけたでしょうか。

ただ、どんなベッドにもデメリットはあります。あなたの寝室に、引き出し付きベッドがどう役に立つか、これらのデメリットはどのくらい影響するかを考えるきっかけにして頂けると嬉しいです。

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