夫婦のベッド。どんなサイズを買えばいいのか悩んでいませんか？
夫婦の愛情をはぐくみながら、それでいてお互いに快適なパーソナルスペースが確保できる、そんなサイズが理想ですよね。そういった意味で、最近ではクイーンやキングの大きいサイズを選ぶご夫婦が増えています。もしくは、シングルサイズを2つ並べる方法。
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ご夫婦の場合、新婚当時はぴったりとくっついて寝ていても、子どもができるとそういうわけにもいきません。生活環境の変化とともに、二人の感情が変わることもしばしば。一人でゆっくり寝る時間も大切になり、適度な距離感があることで、夫婦間がうまくいくこともあります。
なので、夫婦のベッドでは「どんなサイズを選ぶか」がとっても重要なのです。
あとで後悔しないためにも、大事なポイントをしっかり押さえておきましょう！
目次
1. 夫婦が「快適に」寝られる横幅のサイズを考える
まずは夫婦が「快適に」寝られる横幅のサイズを考えましょう。この、全体のサイズを考えておくことはとても重要なんです。
この時、ただ2人が横になった時のイメージだけでサイズを考えてはいけません。寝返りを打ったり、寝相が悪いパートナーの場合は、その分のスペースも確保しておかないと、とても窮屈な思いをすることになります。
1人がゆったり寝るには約115cmの幅が必要
身長160cmくらいの方が横になった時、手から手の間の幅は平均で約65cmくらいになります。寝るときはさらに両側に約25cmくらいのスペースは欲しいところ。
そうなると、1人が快適に寝られる幅は約115cmということになります。これはセミダブルのサイズと同じくらいになります。（男性が1人で寝るなら、セミダブルが快適なサイズです。）
夫婦がゆったり快適に寝られるのはキングサイズ
じゃあ、2人で寝る場合はその2倍が必要かというと、そういうわけではありません。ゆとりの部分のスペースを二人で分け合うことになりますので、「約200cmくらいあるのが理想」ということになるのです。
となると、夫婦に一番のおすすめは、実はキングサイズなんです。
寝室が8畳以上ある場合は、ぜひキングサイズを選んでください。ただここで注意したいのが、お部屋とのバランスも考えないといけないということ。快適に寝るだけならキングがおすすめですが、寝室が6畳というところはとても多く、そういった意味では、クイーンが一番おすすめとも言えます。
参考までに、ベッドの標準的なサイズをご紹介しておきます。（マットレスを基準に記載しています。）
| 幅（W) | 長さ（L） | |
| セミダブル（SD） | 約120cm | 約195cm |
| ダブル（D） | 約140cm | 約195cm |
| クイーン（Q） | 約160cm | 約195cm |
| キング（K） | 約180cm | 約195cm |
| ワイドキング（WK） | 約200～280cm | 約195cm |
※ワイドキングは、2台以上を連結したサイズです。
実際に人が寝ているイメージが見たい方は、ベッドのサイズの選び方でイラストを交えて分かりやすいイメージを載せています。ぜひご覧ください。
2. 大きいベッドを置くことによる圧迫感を考える
上述したように、おすすめのキングサイズはかなり大きいサイズになります。お部屋での圧迫感もハンパありません。
「大きいベッドでゆったり寝たいけど、部屋はできるだけ広く見せたい」という場合は、低いタイプのフロアベッドがおすすめです。寝室も断然おしゃれ感がアップしますよ。
「部屋を広く見せたいけれど、収納家具も必要なので部屋がごちゃごちゃしそう…」と心配されるなら、収納付きベッドがおすすめです。
引き出し付きベッドなら簡単に出し入れできるというメリットがあります。また 跳ね上げ式ベッドなら、かなり大容量のものがしまえて便利です。
要は、サイズを考えるにおいては、横幅だけでなく「高さ」も重要だということですね。
3. 1台で寝るのか2台で寝るのかを考える
横幅が決まったら、次はその幅を1台のベッドで用意するのか、2台並べて使うのかを考えてみましょう。
ちなみに、クイーンサイズ1台は、セミシングル2台分と同じサイズ。
キングサイズ1台は、シングル2台分と同じサイズです。
1台だと、価格も安くすみますし、寄り添って寝たいという仲良しカップルにはおすすめです。また、2台を並べて寝ると、お互いが動いた時の振動が伝わらないので、ぐっすりと眠れるというメリットもあります。
お二人の生活環境のことも考えて、何台のベッドを用意するのかも考えておくと、後で後悔することもありませんよ。
4. ベッド周りのスペースの確保ができているか
サイズが決まったら、最後にベッドを置いた時の周りのスペースの使いやすさも考えておきましょう。
- クローゼットの洋服を取り出すスペースがあるかどうか。
- マットレスを干したり動かしたりするスペースはあるか。
- ヘッドボードの後ろなど、奥まで入り込んで掃除できるかどうか。
- ドレッサーなどの家具を置くスペースがあるか。
- サイドテーブルが置けるか。
- コンセントは使えるか。
寝室は寝るだけのものとは限りません。
テレビを見たりゲームをしたり。読書や調べものをすることもあるでしょう。寝る以外の用途についても考えておいてくださいね。
5. 将来的に子供と一緒に寝たい場合
もしあなたが新婚さんなら、これからの子づくりの予定や、子どもとどうやって寝るかも考えないといけません。
最近では、親子で一緒に寝たいという夫婦が増えています。例えば親子4人ならワイドキング以上が、ゆったりと寝れるサイズです。キング以下だと少し窮屈です。
ワイドキングの幅は、240cm～300cmといろいろですので、家族の人数に合わせて選べるのがメリットです。
家族のベッド選びのトピックは、ファミリー のカテゴリにまとめてありますので、ぜひご覧ください。
まとめ
最後にもう一度、夫婦のベッドのサイズについて、考え方をまとめておきます。
1. 夫婦が「快適に」寝られる横幅のサイズを考える
どちらかの寝相が悪くないか、どのくらいの距離感が心地いいのか、購入前に話し合っておくことが大事です。
2. 大きいベッドを置くことによる圧迫感を考える
ベッドが大きいと、部屋に圧迫感が出てしまい、落ち着かない寝室になることもあります。その場合は低いベッドにすることで解放感を出すことが可能です。どんな高さにするかも考えておきましょう。
3. 1台で寝るのか2台で寝るのかを考える
横幅が決まると、1台でそのサイズにするのか、2台をくっつけてそのサイズにするのかも考えましょう。自由がきくという点ではシングル2台を並べるのがおすすめです。
4. ベッド周りのスペースの確保ができているか
最後の確認です。ベッドの周りに必要なスペースがあるかどうかも考えておきましょう。
5. 将来的に子供と一緒に寝たい場合
夫婦のベッドのサイズ選びは、今後子どもをどうするかも考えておく必要があります。将来的に家族みんなで一緒に寝たいなら、ファミリーベッドをどうするかという考え方に切り替えてみてくださいね。
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