子供は、大人以上に寝ている間に汗をかきます。体温が大人より高く、代謝が活発な証拠ですね。
そんなお子さんがいる家庭では、ベッドの湿気やカビを防ぐために、子供用にすのこベッドを買う方も多いでしょう。また、すのこベッドに子供と一緒に寝ることもありますよね。
そんな時、大人と違って注意しなければいけないことがたくさんあります。子供はこちらが予想もしてなかった使い方をするのです。
以下の注意点をぜひご覧いただき、購入時の参考にしてくださいね。
布団が敷けるタイプのもの(おねしょ対策)
寝ている間の汗が多いと、すのこベッドでもカビは生えます。そして子供さんで注意しなければいけないのが「おねしょ」。
おねしょをされると、湿気どころか、あとのお手入れも大変です。
すのこの強度を補うため、上にマットレスを敷いて寝る方が多いのですが、子供が寝る場合は、お布団を敷いて定期的に干したり乾かせるようにしておくのがベター。また、おねしょが多いお子さんには、専用のおねしょシートを使いましょう。
耐荷重の高いものにする
すのこベッドは一般の床板と比べると通気性がとても高いのが特徴です。ただ、すのこの間にはすきまがありますので、その分強度は低くなります。
この時に注意したいのが、子供はベッドの上で飛び跳ねたりとんでもない使い方をするということ。
できるだけ「耐荷重(一定の面積当りどれだけの重さに耐えられるかという数値)」の高いものを選びましょう。ただ、これは静止して寝ている時を想定した数値です。
強度、造りがしっかりしている日本製ものを選ぶ
上記と同様、子供が飛んだり跳ねたりしたときのことを考えると、耐荷重だけでなく、造りがしっかりとしていて、強度が強いものを選ぶことも重要。
日本製のすのこベッドであれば、金具や部品もしっかりしていますので、中国など海外のものと比べると痛みにくいと言えます。フレームに保証がついていればなおいいですね。
お菓子のくずや食べこぼしの掃除がしやすいもの
小さい子供さんは、ベッドの上でお菓子を食べるのが大好き。お友だちが来てわいわいと遊んだあと、ベッドとマットレスの間にお菓子のくずがいっぱい!なんてこともありますよね。
すのこベッドの場合、すのこの隙間にそういった食べかすなどが入りこんでしまいます。もしその隙間が狭すぎると、掃除機のノズルが届かず不衛生ですよね。ダニの発生の原因になることも。
できるだけお掃除がしやすいタイプのものを選ぶか、飲み食い厳禁のルールを徹底しておきましょう。
まとめ
子供さんがいるご家庭では、ベッドに限らず、ソファやダイニングテーブルなどを選ぶときもいろいろな注意が必要です。
子供が小さい間だけのもの、と割り切るか、できるだけ頑丈なものを買っておいて、あとは少々のことで目くじらは立てない、というおおらかな気持ちで接してあげましょう。