寝室が狭いために、跳ね上げ式収納ベッドを考える方は多いでしょう。この記事を読んでいるあなたは、おそらく以下のようなことが気になっているのではないでしょうか。
- 「引き出しタイプ」と「跳ね上げタイプ」はどっちが便利なのか
- ベッド下にはどんなものを収納しているのか
- カビや湿気は大丈夫なのか
- 何年か使っていると、跳ね上げる機能が弱くなってしまわないか
- 実際に使っている人の感想が聞きたい
収納力においては、跳ね上げ式の方が圧倒的に高く、大容量の収納が可能です。ただ、使い勝手やほこり対策において、デメリットが生じるのも事実。見た目にも「収納しにくそう…」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
今回は、跳ね上げ式ベッドの特徴を知り、そのメリットとデメリットを見ていきましょう。実際に使った方の口コミやレビューもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
跳ね上げ式ベッドとは
そもそも跳ね上げ式ベッドとはどういうものでしょう。
基本的な仕組みとしては、マットレスを乗せている床板を、マットレスごと持ち上げ、その下に空いたスペースに収納することになります。

また、足元部分から持ち上げる「縦開き」と、サイド側から持ち上げる「横開き」タイプがありますので、お部屋のレイアウトに合わせて選ぶことができます。

この時、床板は「ガス圧シリンダー」で持ち上げられるような構造になっていますので、上にマットレスが乗っていても比較的楽に持ち上げることができるんです。
ハッチバックなどの車についている、トランクのドアを思い浮かべてください。少しの力で簡単にプシューって上がりますよね。あんな感じです。

この時、圧縮して充填したガスの力を利用して、シリンダーを伸縮させるので「ガス圧式」という言葉が使われるんです。
ただ、下ろすときはある程度の重さがないと閉まりにくいものもあります。ですので、布団ではなくマットレスとセットで売られているケースがほとんどなんです。なんせ、マットレスは重さ20kgくらいありますから!
ガス圧式ベッドにすのこタイプがあまりないのは、マットレスを乗せることが前提のため、床板に強度が必要だからです。最近では、マットレスと床板が一体型になったタイプも販売されていますよ。

では、こういった特徴を踏まえて、跳ね上げ式ベッドのメリットとデメリットを見ていきましょう。引き出しタイプとの比較もしていただけると思います!
跳ね上げ式ベッドのメリット
1. ベッド周りの余分なスペースが要らない
跳ね上げ式収納ベッドは、マットレス部分を真上に上げて収納しますので、ベッド周りに余分なスペースは必要ありません。
引き出しタイプだと、引き出しを引っ張り出すスペースが必要ですよね。

この点では、跳ね上げ式ベッドの方が断然省スペースになり、メリットが大きいと言えます。ラグマットを敷く場合や、サイドにテーブルやチェストを置きたいという場合にも便利ですよ。
2. 大容量収納できる
引き出しタイプに比べると、跳ね上げ式ベッドはベッドの下が丸々使えるため、かなり大容量の収納ができます。あわよくば、クローゼットも要らなくなるかもしれません。
狭いお部屋、収納スペースがないお部屋の場合には、跳ね上げ式の方が格段にメリットは大きくなります。
3. 大きいものが収納できる
跳ね上げ式ベッドは、収納部分に間仕切りがないので、大型のスーツケースや、暖房器具、扇風機、季節外れの布団、カーペットなど、かなり大きいものをしまうことができます。年に数回しか使わないようなものをしまっておくスペースとして、大活躍してくれることでしょう。
また、深さ(高さ)が何種類か選べるものも多いので、しまいたいものに合わせてちょうどいい高さを選ぶと、効率よく収納できますよ。
4. 2台並べて使うのに便利

夫婦やお子さまと一緒にゆったりと寝たい場合、上の写真のように2台のベッドをぴったりと並べて使う方も多いです。
こんな場合、引き出しタイプだと、左右両方に引き出しを出すためのスペースが必要になります。狭い部屋を有効活用するための収納ベッドとしては、かえって不向きですね。
その点跳ね上げ式ベッドだと、ベッドの大きさだけのスペースがあればいいので、2台並べても使い勝手がよく、お部屋を広く見せることもできますよ。
跳ね上げ式ベッドのデメリット
1. 価格が高い
跳ね上げ式ベッドは、価格が高いのがデメリットです。同じサイズの引き出しベッドと比べると、4、5万くらい高いと思ってください。ニトリやIKEAなどでさえ、跳ね上げ式ベッドは結構高いのでびっくりするかもしれません。
また、長く使っていると、シリンダーのガスが抜けてきて甘くなるので交換が必要になります。

シリンダーの交換は、保証期間が切れていると高額ですし、扱いが乱暴だとその分シリンダーの寿命も短くなりますので、丁寧に扱いましょう。日本製のシリンダーを使用しているものを買うのもおすすめですが、その分値段もかなり高くなるでしょう。
跳ね上げ式ベッドを買うなら、流通コストのかからないネット通販で安く抑えるのが賢い買い方です。
2. 通気性が悪く、湿気対策が必要
これは収納ベッド全般に言えることですが、跳ね上げ式ベッドは、下に風が通る空間がないので通気性が悪くなります。
ベッドは、マットレスにしみ込んだ汗や、床や窓に発生する結露など、湿気といつも隣り合わせにあるんです。脚付きのベッドなら、ベッド下の空間に湿気の逃げ道がありますが、収納ベッドはベッド下の気密性も高くなり、下手するとカビが生えることも!
湿気が多い部屋では、跳ね上げ式ベッドの床板を時々持ち上げて、中の収納スペースに風を通してあげることが必要となります。
3. 全体にホコリが入りやすくなる
跳ね上げ式のベッドは、収納スペースの全面が開きますので、1つのものを取り出すだけでも全体にホコリなどが入りやすくなるのがデメリットです。
一人暮らしの男性で、あまり部屋の掃除をしないという方は要注意。知らない間に、ホコリがいっぱいたまっていた、なんていう声もよく聞きます。
定期的に中のものを取り出して掃除機でホコリを吸い取るなど、お手入れが必要となるでしょう。そういった意味でも、年に何回かしか使わない季節アイテムを収納するのをおすすめします。
4. 大きいサイズがない
跳ね上げ式ベッドには、クイーンやキングなどの大型サイズは基本ありません。シリンダーの機能や構造上、大型のサイズには向かないからです。
もしもクイーン以上のサイズで跳ね上げ式が欲しいなら、シングル2台といった複数使いがおすすめです。
5. フレームのみでなかなか買えない
跳ね上げ式ベッドは、マットレスがメーカーのものに限定されることが多く、フレームのみではあまり売られていません。
マットレスの重みで床板を下げるため、セット販売のものでないとうまく降ろすことができなくなるからです。
「マットレスは高くても身体に合うものにこだわりたい」とフレームと別に購入することを考えているなら、なるべく重いものがおすすめです。軽いマットレスだと、床板を下げるときに力が必要となりますよ。
6. 組み立てが大変!
跳ね上げ式ベッドは、とにかく組み立てが大変です。シリンダー部分の取り付けをはじめ、床板やマットレスなども重いので、プロの業者さん2人でも大変だと聞きます。
女性だけの場合や、組み立てが苦手な方は「組み立てサービス」を利用するのがベター。ネット通販の場合もオプションでサービスを利用することをおすすめします。
跳ね上げ式ベッドの口コミ・レビュー
では、実際に当店に寄せられた跳ね上げ式ベッドの口コミ・レビューをご紹介しますね。
その後は開閉がスムーズです。組立はやり方によっては一人でもできないことはありませんが、2人が安心です。
たっぷり収納できるのが一番よかったです。ふたは意外と開け閉めが重たいです。角が角ばっているのでぶつけないように気を付けないと危ないと思います。組立設置つきで助かりました。
収納力も抜群で、普段使わないスーツケースを始め大量にしまうことができました。
縦開きタイプは、思った以上に床板の開き度合いが大きく、収納するのに非常に楽。
セミダブルサイズがあるので、収納力も抜群。また上げ下げするシリンダーも木枠で覆われているので、収納している物にも傷がいきにくい構造も〇。
ただ、床板を開ける作業は、案外重い。(選定マットレスの重さにもよると思いますが)
また50?60度ぐらい床板は持ち上げることができますが、欲を言うなら、もうちょっと開度が欲しい。
奥に物を入れようとすると、結構窮屈な姿勢をしないと置きにいけない。
今回、セミダブルの縦開きタイプ(レギュラーサイズ)も同時購入した、横開きと縦開き両方を比較することができたため、購入するなら縦開きの方が、おすすめ。
縦開きの場合は、奥の方のものが取り出しにくいのがデメリット。どんなシチュエーションで使うか、事前に考えておくことが大切です。
ベッドを買う時は、搬入経路の確認も大切です!
シリンダーの性能によって開閉が大変なこともあります。不安な方は、日本製のシリンダーをおすすめします。
まとめ
この記事で、跳ね上げ式ベッドのイメージがお分かりいただけたでしょうか。
ベッド下の収納を考えるとき、何をどのように収納するのか、どのくらいの頻度で出し入れするのかも想定しておくことが大事です。
跳ね上げ式(ガス圧)収納ベッドは、大きくてあまり出し入れしないものを収納するのにとても便利です。また、狭いお部屋を有効活用できるというメリットは大きいでしょう。
こちらで紹介したメリットとデメリットをよく理解したうえで、あなたにぴったりの跳ね上げ式ベッドをお選びくださいね。
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