収納付きベッドは、ベッド下を有効活用できるのでとても便利なアイテムですよね。また、いろいろな種類があるので「自分にはどんなタイプがおすすめなのか」気になるところでしょう。
収納ベッドで人気があるのは下記の3種類です。
- 引き出し収納ベッド
- ガス圧式跳ね上げ収納ベッド
- チェストベッド
また最近では「こんな収納タイプがあるの?!」という新しいタイプも出ています。
今回は、収納ベッドのおすすめタイプと、それぞれのメリットやデメリット、注意点などをご紹介します。
実際に収納付きベッドを選ぶときには、「自分がしまいたいもの」や「どのくらいの量があるのか」を把握しておくことが大切。そうでないと、効率よく収納できずにかえって不便になることもありますので、気をつけてくださいね。
目次
収納付きベッドおすすめTOP3の特徴
【人気No.1】引き出し収納
どの家具店にも必ずある、定番の収納タイプです。横に2列か3列の引き出しが並び、開け閉めもしやすいので、お子様でも簡単に収納することができます。
メリット
- 必要な分だけ出し入れできる
- 開け閉めしやすい
- 引き出しの奥側に長物が収納できる
デメリット
- ホコリが入りやすい(BOX構造は別)
- 引き出しを引くスペースが必要
- ラグに引っかかることがある
より詳しく見たい方は、以下の記事もどうぞ。
引き出し付きベッドの13個のデメリットとは
【注意点】
注意したいのは、「ベッドのサイズが大きくなっても引き出しのサイズは変わらない」ということ。引き出しは奥行が約40~50cmくらいしかなく、残った奥の部分が空洞になっていて、そこに長物(カーペットやスノボなど)がしまえます。
ダブル、クイーン、キングとサイズが大きくなると、その分奥の空洞のスペースが大きくなるだけですのでご注意ください。
「普段よく使うものを収納し、頻繁に出し入れしたい」という方におすすめです。
【人気No.2】跳ね上げ式収納(縦開き)
床板をガス圧の力で持ち上げ、その下の空間スペースに収納するタイプです。縦開きは、開口部が足元にあり、頭に向かって縦に大きく開きます。
引き出し収納ベッドと並んでとても人気の高いタイプですが、価格も高くなりますので購入前にメリットとデメリットをよく理解しておきましょう。
メリット
- 大容量収納が可能
- かなり大きいものも収納できる
- ベッド周りに余分なスペースがいらない
デメリット
- 価格が高い
- 大きいサイズがない
- ホコリや湿気に弱い
- 頭の部分になるほどしまいにくい
より詳しく見たい方は、以下の記事もどうぞ。
跳ね上げ式ベッドのメリットとデメリット【口コミも紹介】
【注意点】
跳ね上げ式ベッドはマットレスごと開け閉めしますので、シーツなどの繊維ホコリが入りやすくなります。縦に開け閉めするので、ベッドの頭の方になるほど、物がしまいにくくなりますのご注意ください。
跳ね上げ式収納は、「普段あまり使わない大きい荷物を、たっぷり収納したい」という方におすすめ。
【人気No.3】チェストタイプ
引き出しが2段になっているので、大容量の収納が可能。まるでチェストの上に寝ているようなベッドなので、チェストベッドとも言われます。
ベッドの高さはかなり高くなりますので、マットレスの厚みで調整します。大柄な男性にとってはちょうどいい高さです。
引き出しは5~6つついていますが、そのうちの1つは深い引き出しになっているものもあります。バッグやA4のファイルがしまえるくらいの深さがあり、収納できるものの幅が広がります。
メリット
- 多くのものを細かく分けて収納できる
- タンス並みの大容量収納が可能
デメリット
- 圧迫感がある
- 価格が高い
- 落ちた時に痛い
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チェストベッドとは?メリットとデメリットも紹介!
【注意点】
チェストベッドは価格が高くなりますが、安く抑えようと低品質のものを買うと、引き出しやフレームがガタつきやすくなります。構造が複雑ですから。できれば質のいい日本製のものを選ぶのがおすすめです。
「一人暮らしで部屋に収納スペースが少なく、ベッド下をとことん有効活用したい」という方に特におすすめです。
さまざまな収納方法が選べるベッド
跳ね上げ式収納(横開き)
横開きは、開口部がベッドの側面にあります。サイドから床板を持ち上げますので、開き方も小さくそれほど力も要りません。
「跳ね上げ式がいいけれど、足元にスペースがない」という方におすすめです。
長いものや、丸めたラグやカーペットも楽々しまうことができますよ。頻繁に使うものをしまいたい方におすすめです。
サイド+足元の引き出し収納
足元からも引き出しが使える収納ベッド。ベッドのサイドにスペースがあまりない場合、とても便利です。
「1段でも、引き出しはたくさん欲しい」という方におすすめ。
足元とサイドどちらにも引き出しを出すスペースが必要になるので、ある程度広い部屋で使うことになります。
ベッド下空間収納
脚付きのベッドの下の空間を活用して、収納するパターンです。
「自分で自由にベッド下をデザインしたい」という方におすすめ。
おしゃれなデザインの収納BOXを使ったり、引き出しやすいキャスターがついた収納ケースを使ったりと、自由にアレンジできます。ベッド自体を安く買うこともできるのもメリットです。
ロフトベッド下クローゼット
ロフトベッドの下がクローゼットになるベッド。一般的には、ロフトベッドの下には勉強机や、ソファを置くスペースにすることが多いのですが、その空間を丸々クローゼット収納として使うパターン。
「多すぎる洋服を収納するスペースとベッドの両方が欲しい」という方におすすめです。
目隠し用のカーテンがついたものもあり、その上にベッドがあるなんてびっくりされるかもしれませんね。
床板取り外しタイプ収納
床板を丸々取り外して、その下に収納するタイプのベッドです。床板を蓋(フタ)のようにかぶせて使います。
「長く使わないものをすっきりと収納したい」という方におすすめ。
しきりがない分、かなりベッド下を広く使えますが、しまうたびに上のマットレスや布団を下ろさないといけないのがデメリットです。ガス圧や引き出しなど、構造が複雑でなくシンプルなので、価格が安いというメリットがあります。
ヘッドボードにも収納ができるタイプ
サイド収納付き
ヘッドボードのサイド部分に収納スペースがあるタイプ。読みかけの雑誌や、文庫本、漫画をすっきりとしまうことができます。寝る前の読書が好きな方には、とても便利な収納スペースです。
フラップ扉付き収納
上からパタンと扉を開け、その扉をテーブルのように使えるものもあります。いわゆる「フラップ扉」です。
また、収納部分にフタをするだけのフラップ扉もあり、中にしまったものが隠せるので、デリケートなものをしまうのに最適。
スマホやメガネ、お気に入りの小物などを置くスペースがあり、かつそれを隠せるのは超便利ですよ。
まとめ
いかがでしょうか。
こちらで【人気No.1】などと人気のタイプを紹介はしていますが、おすすめの収納タイプは、みなさんの寝室の広さやしまうものによって変わってきます。
ただ、やはり使い勝手や収納力で人気のタイプが決まってくるのは事実。
こんなにも収納のバリエーションが増えていますが、ご自分のニーズにあった収納ベッドをしっかりと見つけてくださいね。