ベッドの高さの選び方~ おさえておきたい6つのポイント

ベッドの高さ

ベッドの高さを選ぶときに気をつけたいポイントを6つご紹介します。立ち上がりやすい高さや安全性など、買ってから後悔しないためにもぜひ押さえておいてください。

 

ベッドの高さを選ぶときのポイント

ベッドの高さを選ぶとき、以下の6つのポイントを押さえておきましょう。

  1. ベッドと部屋のバランス
  2. 立ったり座ったりしやすいか
  3. 花粉やホコリなどのアレルギーが防げるか
  4. 赤ちゃんや子どもが落ちたとき安全か
  5. どんなマットレスと合わせるか
  6. ベッドの下の収納をどうするか

それぞれについて見ていきます。

 

1. ベッドと部屋のバランス

ベッドの高さは、お部屋の印象をガラッと変えてしまいます。もともと高さのあるベッドに、さらに分厚いマットレスを乗せると、それだけでかなりの高さになるでしょう。

そうなると、お部屋の圧迫感はハンパありません。

例えば、ワンルームマンションなどの狭いお部屋にベッドを置く場合、収納付きのベッドにされる方も多いでしょう。ベッドの下に引き出しが2段ついているチェストベッドなども人気ですが、そうなるとフレームだけでもかなり高くなります。

収納スペースがコンパクトにはなりますが、その分高さで圧迫感も出てしまいます。

そういう場合は、逆に低いタイプのローベッドにし、壁際に収納用のタンスやチェストを置く方がすっきりと見えることも。

全体のバランスを考えて、ベッドの高さを決めてくださいね。

 

2. 立ったり座ったりしやすいか

ベッドの高さ

ベッドは寝るだけでなく、その上に座ることも多いはず。一人暮らしのお部屋では、ベッドをソファ替わりにしてくつろぐケースもありますよね。

そんな場合は、ある程度高さがある方が便利です。

人が座ったり立ち上がったりしやすい理想の高さは、一般的に「身長(cm)×0.25」であると言われています。

 

身長が160cmの人であれば40cm、身長が170cmの人であれば42.5cm くらいです。

実は、この高さはダイニングチェアや椅子の平均的な高さとほぼ同じ高さなのです。椅子に座るような感覚でベッドに腰かけることができると、立ち上がるときも楽なのは容易に想像できますね。

ただ、マットレスの厚みや布団の厚みも考慮するのを忘れずに。すべて含めたうえで、理想の高さになるようにすることがポイントです。

 

特にお年寄りの方にとっては、ベッドから起き上がるときの高さは重要です。低いとその分足腰に負担がかかりますので、高さは慎重に選んでくださいね。

 

3.  花粉やホコリなどのアレルギーが防げるか

ベッドの高さ

夜、寝静まった寝室で花粉やホコリなどのハウスダストが舞い上がるのは、床から約30cmの高さと言われています。

床に布団を敷いただけの高さなら、顔がだいたい30cmの位置にくるので、一番ホコリが多い中で呼吸をすることになってしまいます。そんな日が毎日続くと、アレルギーの原因になってしまうのは一目瞭然ですね。

ベッドの場合は、床から約30cm以上の高さのものを選ぶと、ハウスダストが少ない環境で眠ることができるのです。

喘息やアトピーなどをお持ちのお子さんの場合は、特に高さにはご注意ください。

 

4. 赤ちゃんや子どもが落ちたとき安全か

高いベッドに赤ちゃんや子どもを寝かせていると、落ちた時のケガが心配ですよね。赤ちゃんがベッドから転落したことによる死亡事故も実際に起こっているのです。

特に小さいお子さんは思いもかけない動きをするもの。寝相の悪さだってハンパありませんので、ある程度大きくなるまでは、低いベッドで寝かせるのが安全です。

ただ、そうなると上記であげた「ハウスダストを吸い込まない30cmの高さ」がギリギリになるでしょう。

マットレスの厚みも含めて、慎重に選んでくださいね。

 

5. どんなマットレスと合わせるか

マットレスの高さ

フレームの高さが低くても、マットレスの厚みが大きいと、総合的な高さはかなり高くなってしまうでしょう。

最近では薄手のマットレスもありますし、布団を乗せて使えるすのこベッドなども人気です。

また、フレームのみネットショップで購入し、マットレスは自分に合ったものを店頭で試してから購入する、という方もいらっしゃると思います。

それらの組み合わせで、お部屋のイメージや立ち上がりの楽さ、またアレルギー対策も違ってきます。

マットレスの種類は、寝心地や腰痛対策にもつながります。まずは自分にあったマットレスを考えてから、次にフレームの高さを決めると失敗することもないでしょう。

 

6. ベッドの下の収納をどうするか

ベッドの下を収納スペースとして活用したい場合は、何を収納するかをまず考えましょう。収納したいものが入らなければ意味がありません。

収納でよくあるのは、季節外れの家電(扇風機やヒーターなど)、カーペット類、スノーボード、スーツケースなど、かさばるもの。他には衣類や本などがあげられます。

最近では、収納するものによって、床板の高さが調節できるタイプのベッドも人気です。何を収納するか決まっていない方、また季節によって収納するものが変わる方は、高さ調節可能なベッドがおすすめです。

ベッド下の収納

 

まとめ

ベッドを選ぶとき、シングル・ダブルなど横幅のサイズや縦の長さを中心に考えるでしょうが、意外と高さ選びも重要なポイントなのです。

どんなお部屋にしたいのか、またベッドをどういう風に使うのかをよく考えて、ご自分にあった高さを選んでくださいね。

 

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