子どもと3人で寝るためには、どんなベッドを選んだらいいのでしょう。1台の大きなベッドで寝るのか、2台を並べて寝るのか。またどんな種類のベッドやどんなサイズを選んだらいいのでしょう。
親子3人で寝られ、将来的にも使い勝手のいいベッドの選び方についていろいろなパターン別にご紹介します。
その前に、ぜひ「ベッドのサイズの選び方【分かりやすいイラスト&一覧表付き】」もご覧ください。
こちらはお子さまが1人の場合のパターンです。将来的に2人、3人と増える予定があるなら以下も参考にしてくださいね。
5人以上の家族で寝るためのベッドの選び方
1台で寝る場合
最低でもキングサイズは必要
そもそも、大人2人で寝るならダブルではなく、クイーンサイズがおすすめなのはご存じでしょうか。
ダブルサイズのベッドの幅は平均で約140cm。大人1人の手から手の間は、約65cmくらいです。子どもと3人で寝るとなると、65×3=195cmの幅が最低でも必要となります。
これは、ちょうどキングサイズの幅に当たりますので、最低でもキングサイズは必要となります。
新婚の時にキングサイズのベッドを購入しておけば、子供さんが大きくなるまではなんとか3人で寝られる、ということになります。ただ、両親が大柄な場合や、寝相が悪い方の場合は、窮屈さを感じるでしょう。
2台並べる場合
2台をくっつけて使う場合は、将来的にお子さまと夫婦で分けて使うときのことまで考えて、サイズを選びましょう。
また、2台をくっつける場合は、フレームを金具で固定できる連結タイプがおすすめ。マットレスとマットレスの間にお子さまが挟まれたりする事故が防げます。
また、フレームが軽いタイプのベッドだと、ぶつかった拍子にずれてしまうことはよくあります。お子さんが飛び回ったりしたときも、固定していると安心ですよね。
また、2台並べた時に、中央部分にフレームで溝や隙間ができないタイプのベッドを選びましょう。収納ベッドや、重さのあるベッドなら、金具で連結しなくても、安定して使うことができます。
セミダブル+セミダブル
こちらは、将来的にお子さまには新しいベッドを購入し、セミダブル2台をご夫婦で使う場合におすすめのパターン。
お子さまの体格はどのくらいになるのか分からないですし、その時の身体に合ったベッドを買ってあげたいですよね。そう割り切って、大人用2台で寝るという考え方です。
ご夫婦別々の寝室で寝るようになった場合でも、そのまま使えますので便利です。2台並べたときの広さはゆったりと快適です。
シングル+ダブル
お部屋が狭い場合、最低でもこの組み合わせなら、ゆっくりと寝ることができるでしょう。お子さまが大きくなったら、シングルは子供部屋に、ダブルをご夫婦でお使いいただけます。
ただ、大柄なお子さんやご夫婦の場合、窮屈さを感じるサイズです。
シングル+クイーン
お子さまが高校や大学で寮や下宿生活で家を出てしまう可能性があるなら、こちらのパターンもおすすめです。シングルは帰省したときの簡易的なベッドとして置いておけますし、ご夫婦はクイーンサイズでゆったりと寝られます。
夫婦喧嘩で別々に寝る場合でも、大丈夫なサイズですね(笑)。
セミダブル+クイーン
一番おすすめのパターン。お部屋におけるならぜひこの組み合わせに!将来的に分けて使う場合でも、お子さまもご夫婦もゆったりと寝ることができますよ。
3台並べる場合
お好きなサイズを組み合わせる
将来的にみんな別々に寝ることを想定するなら、それぞれのサイズにあった3台を用意しましょう。
連結タイプなら、かなり大きいベッドが1台あるイメージになりますよ。
また、背が低いフロアベッドなら3台並べたとしても圧迫感もありません。
まとめ
お子さんが小さいうちは、ベッド選びも慎重になりますよね。
今は親子3人で一緒に寝たいけれど、子供が大きくなったら独立して寝られるようにしたい。そんな思いもあるでしょうが、お子さんの身体がどう成長するかはわかりません。
シングルサイズを子どもが使えるように買っていたら狭くて使えなかった、というお声もよく聞きます。
まずはご夫婦用のサイズで購入し、子どもさんが大きくなったら子どもさんには新しくベッドを購入する、という考え方がおすすめです。