社会人になると同時に一人暮らしをはじめ、恋人との同棲を考える方は多いでしょう。お互いに親から自立して給料をもらうようになり、二人の新しい生活をスタートが始まる、とても素敵な瞬間ですね。
まずは2人で住める広さの賃貸マンションを借り、新しい家具をそろえるわけですが、必ずみなさんが迷うのがベッドのサイズです。ベッドは家具の中でも大きなものであり、同棲生活においてはかなり生活の中心となるといっても過言ではありません。
今回は、そんな若い二人の同棲がうまくいくためのベッドのサイズ選びについて。
目次
同棲でベッド選びを慎重にしないといけない理由
社会人になってまもない時期というのは、緊張で何かとストレスがたまりやすいものです。慣れない仕事や上司・先輩・同僚との人間関係にも気をつかいますよね。
また、2人とも仕事をするわけですから、家で一緒に過ごすのは、夕食と就寝の時間がほとんどです。
そんな中で、ベッド選びに失敗してぐっすり眠れない日が続くと、仕事に影響が出るのは目に見えています。イライラが募り、2人の関係が悪くなってしまうなんて絶対イヤですよね。
同棲を解消、なんてことにならないようにぐっすりと寝れるベッドをしっかりと選ぶことが大切なのです。
お互いがどんな風に寝たいかを話し合っておく
同棲において、ベッド選びがどれだけ大切かを分かっていただけましたか?次に大事なポイントをもう少しだけ。
それは、事前にお互いどんな風に寝たいかを考えるということです。
- 2人でいつもくっついて寝たい
- 眠る時は少し離れて寝たい
意見がよく分かれるのが、この2つです。ここはお互いになかなか譲れるところではないので、しっかりと話しあって下さいね。
2人でいつもくっついて寝たい
お互いがこう思っているなら、少し狭いベッドでも大丈夫でしょう。その方が安心してぐっすりと眠れるかもしれませんね。
同棲で一番怖いのがケンカですが、ベッドに入ると仲直りができる、ということだってあります。
寝る時は少し離れて寝たい
すぐそばに誰かがいるとゆっくり寝れない、という方は多いです。寝る時に手や足を少し広げが方がリラックスして寝れる、というのはみんな同じです。
例え恋人といえども、ずっとくっついて寝るのはなかなかしんどいものです。寝る直前までは2人でくっついていて、いざ眠りに入るとちょっと離れてゆったりと寝るのが理想、という同棲カップルはとても多いですよ。
同棲がうまくいくベッドのサイズとは?
1. ダブル
これは同棲さんにおすすめのサイズの最低ラインです。2人ともが小柄でわりと細い場合は、ダブルでも大丈夫。
ただ、眠るときに少し離れて寝たい、という方にとっては少し狭いサイズですので、あまりおすすめはできません。
2. クイーン
同棲に限らず、2人で寝るのに一番おすすめのサイズです。すこし手足を広げても余裕がありますので、ゆったりとした気分で寝ることができますよ。6畳の部屋に置くと、ほぼ半分くらいの大きさです。
3. シングル2台
もし部屋に余裕があるなら、シングルサイズを2台並べるのもおすすめです。
実はシングル2台は「キングサイズ」と同じくらいの大きさ。ただ、キングサイズはベッドの種類も限られますし、搬入経路の確保も大変。また、もし別れてしまった場合、どちらかが引き取るにしても1人用には大きすぎます。
それならシングルサイズを2台並べた方が、お互い好きな硬さのマットレスを選ぶこともできますし、寝返りや振動が相手に伝わらないので、生活リズムが違う同棲カップルにとってもメリットは大きいのです。
同棲さんのベッド選びで注意すること
最後にもう少しだけ、同棲さんのベッド選びで注意しておくことをご紹介しておきますね。
夏と冬、2人の体感温度はどうかを考える
男性と女性の場合、体感温度がかなり違うのはよくあること。彼は暑がりで彼女は寒がりの場合、夏や冬の布団に困るんですよね。
できればかけ布団は、2人それぞれで用意するのがベストです。
そうなると、シングル2台で寝るのが理想です。
勢いで同棲する場合は、あまり高価なベッドは買わない
社会人になって間もない同棲だと、結婚やその先のことまであまり考えてない方も多いでしょう。とにかく少しでも一緒にいたい、そんな思いで同棲するのも若い2人ならでは!
ただ、同棲してみて初めて今まで知らなかった恋人の一面を知り、別れてしまうなんてこともありますよね。
そういった意味でも、勢いでの同棲ではあまり高価なベッドは買わない方がいいでしょう。マットレスはそこそこ品質のいいものを選び、フレームはネット通販で安いものを買う、という買い方がおすすめです。
結婚を視野に入れている場合
結婚を前提に同棲をする場合は、結婚後もしばらく同じ部屋で暮らすというパターンもありますよね。その場合同じベッドを使い続けるでしょうから、ある程度クオリティの高いベッドがおすすめ。
お子さんが生まれたあとも親子で一緒に寝たいなら、シングルベッド2台をくっつけて使う方が多いです。その時には、隙間ができないよう「2台ぴったり並ぶベッド」を選んでくださいね。
もともと一人暮らしの部屋に恋人が引っ越すパターン
こちらの記事では、2人が同棲をするためのマンションを借りる前提でお話をしてきましたが、もともと一人暮らしだった彼の部屋に、彼女が引っ越してくるというパターンもあるでしょう。
この場合は、かなり狭い空間で2人暮らしをすることになります。ベッド2台を置くのはまず無理でしょう。
もし彼がシングルサイズのベッドを使っていたなら、思い切ってダブルサイズのものに買い替えましょう。あまり大きいサイズにして部屋とのバランスが悪くなると、落ち着かない空間になりますので気をつけてくださいね。
まとめ
同棲におすすめのベッド選びについて、最後にまとめておきますね。
お互いがどんな風に寝たいかを話し合っておく
お互いいつもくっついていたいのか、適度なスペースが欲しいのか。同棲を始める前にしっかりと話し合ってからベッドを選ぶことが大事です。
同棲におすすめのサイズは、ダブルかクイーンかシングル2台
二人の体型や部屋の広さを考慮して、サイズを決めましょう。基本的にはこの3パターンがおすすめです。
いつまで同棲をするのかも視野に入れておく
同棲の先に結婚があるのとないのとでは、ベッド選びも変わってきます。結婚も視野に入れているのであれば、結婚後も使える高品質のベッドを買っておくといいですね。
逆に、まだ結婚を考えていないカップルであれば、あまり高いものは買わない方がベター。無理のない予算を組むようにしましょう。