チェストベッドとは?メリットとデメリットも紹介!

チェストベッドのメリットとデメリット

チェストベッドという言葉を聞いたことがないという方も多いでしょう。実は私も知ったのは最近のことです。

チェストベッドは、ベッドとタンスがくっついたような機能的なベッドです。ここでは、あまり知られていないチェストベッドのメリットとデメリットをご紹介します!

チェストベッドとは?

チェストには、「ふたのある比較的大きな長方形の箱」「整理だんす」という意味があるのをご存じですか?

その整理だんすのような、大容量収納がついたベッドのことを「チェストベッド」と言います。

大容量収納が可能!

チェストベッドは引き出しが2段以上あり、数も多いので、かなり大容量のものが収納できます。

引き出しはベッドの半分までのサイズですが、その反対側は空洞になっていて、長い物などを入れるのにぴったり。

チェストベッドの構造

さらに、普通の引き出し収納ベッドよりも高さありますので、その空洞のスペースにはより大きな荷物や家電などを収納することができます。チェストベッドはベッドのタイプの中でも、特に収納機能に優れたタイプと言えますね。

色のチョイスでお部屋の雰囲気が変わる!

チェストベッドは高さがあるため、フレームカラーでお部屋の雰囲気が左右されます。ベッドの色で差し色を入れるというよりも、ベッドのカラーがお部屋のベースカラーになるようなイメージです。

ですので、チェストベッドの色選びは慎重にしてくださいね。

→ ベッドの色の選び方!「壁・床合わせの色テクニック」とは

 

チェストベッドのメリット

チェストベッドのメリットを見ていきましょう。

1. 大容量収納ができる

チェストベッドを購入する一番のメリットは、やはり大量に荷物を収納できる「大容量収納」というところです。引き出しが2段になっているのと、引き出しの奥のスペースにかなりのものが収納できます。

これは見た目からも簡単に想像できるでしょう。

ただ、チェストベッドの大容量収納には、チェストベッドならではのメリットがあります。次でご紹介しますね。

2. フレームと同じ素材の引き出しでスッキリ収納

単にベッド下の空間を活用して大容量収納しようと思うなら、高さのあるベッドを買って、その下に市販の収納ケースや好きなBOXを入れ込む、という方法もあります。

高いベッドの下の収納

この場合でもかなりのものが収納できますが、こうなると整理整頓のセンスも問われますし、なによりほこりなど掃除が大変!

その点、チェストベッドならフレームと同じ素材の引き出しで、見た目にもすっきりとした収納ができます。

チェストベッドのメリット

上の写真と比べると、すっきり感が全然違いますね!

小さい部屋でもスマートな印象のインテリアにしたい時に、チェストベッドのメリットが生きてきます。

3. 普通の収納ベッドよりも大きいものがしまえる

2段以上引き出しが付いているので、普通の引き出し収納ベッドよりもかなり高さがあります。

ですので、引き出しの反対側のスペースには、かなり大きいものもしまうことができますよ。また、横に寝かせたくないものを立てたまま収納することもできるでしょう。

扇風機、スーツケース、ミシン、加湿器、除湿器・・・収納の幅が広がります!

4. いろいろなサイズの引き出しがある

チェストベッドは、大小いろいろなサイズの引き出しがある、というのもメリットです。浅型、深型なんていうものも。

「だだっぴろいスペースに大容量収納」では、小物や衣類、長物を分けて入れたい時、あまり機能的とはいえません。

チェストベッドでは、いろいろなサイズの引き出しに合わせた収納ができるので、手軽に取り出しやすく、整理整頓のしやすさがハンパないのです!

片付けが苦手な方に、特におすすめしたいアイテムです。

5. 腰かけやすい高さ

チェストベッドは他のベッドよりも高さがありますので、腰かけやすいのがメリットです。

平均で約35cm~40cmの高さがありますが、こうなるとちょっとしたソファー代わりにもなりますね。

腰痛持ちの人は特におすすめ!

ベッドが低くて座りにくい、起き上がりにくい、という不自由さもありません。毎日使うものですので、高さ選びは重要ですよ。

→ ベッドの高さの選び方~ おさえておきたい6つのポイント

 

6. ほこりが入りにくい

チェストベッドの引き出しのほとんどは、BOX構造でできています。

BOX構造とは、引き出しの周りがしっかり板で囲われて出来ているもの。通常のベッドとは違い、ホコリが入りにくい仕様になっています。

引きだしの中の衣類やタオルを、ホコリから守ってくれるので、清潔に使うことができますよ。

7. 組み立てが簡単

引き出しの数が多いのに、組立が簡単?と思われる方も多いでしょう。実は、逆なんです。

こちらもBOX構造のタイプに言えることですが、BOX構造のものは、収納部分が一体となった完成品が届けられます。よって、常の組立式ベッドよりも組み立てがずっと簡単。

職人の技術でしっかり囲われた構造なので、引き出しの丈夫さが気になる人にもおすすめです。

 

チェストベッドのデメリット

では、どんなデメリットがあるのでしょう。1つずつ見ていきましょう。

1. 高さがあるので圧迫感を感じる

チェストベッドのメリットでもあり、デメリットでもある高さ。

お部屋に圧迫感を与えるという点では、高さはデメリットになってしまいます。お部屋が狭く感じてしまうこともあるでしょう。お部屋を広々とした空間に見せたい人には、不向きです。

2. 落ちた時に痛い

ベッドから落ちる人がいるの?と思うかもしれませんが、大人になってもベッドから落ちるという人は意外と多いです。小さい子どもならなおさらです。

そんな方には、高さはデメリットになります。危険です(^^;

「落ち方が悪くて肋骨を骨折した!」なんていう話も実際にありますので、寝相が悪い人はよ~く考えてから購入してくださいね。

3. 湿気に弱い

収納ベッドにはよくあることですが、収納スペースがあることで通気性が悪く、ベッド下に湿気がたまりやすくなります。

実は、BOX構造では密閉されているので湿気が入りにくいというメリットもあります。が、逆に入ってしまった湿気は、今度は外に出にくくなります。

これはデメリットですね。

たまってしまった湿気はカビやダニの原因になるので、引き出しの中に除湿剤を入れておくことをおすすめします。マットレスから下りてくる湿気もありますので、マットレスの下に除湿シートなどを敷いておくのもいいでしょう。

4. 模様替えが難しい

チェストベッドは高さと重さがある分、移動が大変です。重くなることで気軽に模様替えが出来なかったり、高さがあることで配置を選んだりすることも。頻繁に模様替えをしてインテリアを楽しみたいという方には、少し大変かもしれません。

5. 価格が高い

他のベッドより引き出しの数が多いうえにBOX構造になっている分、木材も多く使われているので価格は高め。しかし、細かい収納があるからこそ、そこに手間がかかるのもしょうがないですし、ベッドとタンスを別々に買うことを思えばかえって安くつくこともありますよ。

6. コンセントが使いづらい

壁に付いているコンセントのことをついつい見落としてしまう方、多いんですよ。

コンセントは一般的に床に近い位置にあります。ベッドを配置するときに、コンセントを隠すように置くしか方法がない場合、高さのあるチェストベッドだと、手を突っ込んでも届かない!なんてことになるかもしれません。

ベッド周りのコンセントは欠かせない、という人は、コンセント付きのチェストベッドを選ぶのもポイントです。

まとめ

「大容量に、機能的に収納できる」という点ではチェストベッドに勝るものはありません。

物が多くて困っている、家具をあまり置くスペースがないという人には超おすすめ!また、おもちゃなどで散らかりがちな子供部屋には、チェストベッドはとても人気があります。

デメリットをよく理解したうえで、あなたのお部屋に合ったチェストベッドをお選びくださいね。

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