狭い部屋にベッドを置くときの注意点

狭い部屋にベッドを置く

狭い部屋でもベッドを使いたい、という方は多いですよね。ただ、5畳や4.5畳くらいの狭い部屋にベッドを置くと、カビが生えやすくなったり掃除がしにくくなることがあります。また、他の家具が使いにくくなることも。

狭い部屋にベッドを置く時の注意点についてご紹介します。

 

そもそもなぜ狭い部屋にベッドを置くのか

狭い部屋にベッドを置く場合、どうしても買ったあとどう置くか、そのレイアウトのことばかりに意識がいきがちになってしまいます。けれど、そもそもなぜ布団ではなくベッドを置きたいのでしょう。

その理由をもう一度確認してみてください。そして、その理由に合ったベッド選びやレイアウトをすることが大切です。

 

狭い部屋にもベッドを置きたい!という方の主な理由は以下のようなことが挙げられます。

  • アレルギーがあるのでホコリが舞いにくい高さで寝たい
  • 布団の上げ下ろしが面倒くさい
  • 布団をしまうスペースがない
  • タンスを置く場所がないのでベッド下を収納に使いたい

 

こういった理由を見てみると、狭い部屋にベッドを置く場合、注意する点は以下の2つに絞られてきます。

  1. 清潔な環境で寝られるか(ホコリ・湿気)
  2. ベッド下を収納に有効活用できるか

 

では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

1. 清潔な環境で寝られるか(ホコリ・湿気)

ベッド下の掃除がしやすいタイプを選ぶ

脚付きのベッド

狭い部屋にベッドを置くと、ベッド下の掃除がしにくくなります。他にも机やテレビボード、ソファなどの家具を置かれる場合、いちいちそれらを移動して掃除するのも大変です。ホコリがたまっていても、ついつい見て見ぬふりをすることはありませんか?

例えば脚付きのベッドなら、掃除機やお掃除ロボットも入りやすいですし、通気性もいいので狭い部屋にはおすすめです。

また、引き出し収納タイプなら、ホコリが入りにくいBOX構造のものを選ぶといいでしょう。

他の家具と合わせてレイアウトしたときに、掃除がしやすいかどうかを見極めるのがポイントです。

 

ベッドの両サイドに最低10cmのすき間を開け通気性をよくする

狭い部屋のベッド

狭い部屋だと、ベッドを置いたときに両サイドが壁にぴったりとくっついてしまうこともあるでしょう。縦長い部屋やイレギュラーな形をした部屋の場合もそうですね。

実は、布団やマットレスが壁にぴったりと当たる状況だと、壁にカビが生えやすくなってしまいます。

人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかきます。その汗は布団やマットレスにしみ込み、通気性が悪い場所や湿気がこもることでカビの原因になるのです。

 

広い部屋の場合は、ベッドを動かすこともできますし、マットレスを外すのも楽ですが、狭い部屋だとそうはいかないですよね。

 

ベッドと壁との間にすき間がないと、風も通りにくく湿気を逃すことができません。また、狭い部屋だとマットレスを立てかけて干すことも難しいでしょう。

ベッドの両サイドと壁の間には最低でも10cmくらいの隙間を作りましょう。そうするとマットレスのお手入れもしやすいですし、カビも生えにくくなりますよ。

 

2. ベッド下を収納に有効活用できるか

狭い部屋の収納ベッド

ベッドを置いたら、タンスやチェストを置くスペースがなくなる、というような狭い部屋もあるでしょう。

そんな場合はベッド下にたっぷりと収納ができるタイプがおすすめです。

最近人気なのは、引き出しが2段になったチェストベッド。まるでタンスの上に寝ているようなアイテムで、狭い部屋の有効活用するアイテムとしてよく売れています。

 

ただ、引き出しタイプは、引き出しを引っ張り出すスペースが必要です。狭い部屋だと、そのスペースがとれない場合もありますので、そんな場合は跳ね上げ式収納ベッドを選ぶといいでしょう。

ベッドの下がまるまる収納に使えますので、かなりの荷物や洋服が収納できますよ。

 

 

 

 

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