ミニマリストとは、最低限必要なものしか持たない人のこと。ミニマリストのインテリアは、全く無駄なものがなく閑散としているイメージがありますよね。
そんなミニマリストの方にはどんなベッドがおすすめなのでしょう。
そもそもミニマリストにベッドは必要か
ミニマリストの方は、寝るときに布団とベッドのどちらを使うのでしょうか。
そもそも、ミニマリストの部屋には余分なものがないので、狭い部屋に住んでいる方が多いです。そんな部屋にベッドを置いてしまうと、生活空間がかなりベッドに支配されてしまうでしょう。
ですので、ミニマリストの方の多くは、布団を使う方が多いようです。
ただ、そうなると押入れやクローゼットに布団をしまうスペースが必要になります。
ベッドだと、出しっぱなしにできますので、押入れのスペースを他のものの収納に使うことが出来ます。結果、お部屋がすっきりと見えることも。
ここで大切なのは、ミニマリストというのは「ただ物が少ない人」ではなく、「自分にとって必要のないものを見極め、極限まで削除する人」だということ。
ベッドのマットレスの寝心地を追求する方にとっては、たとえミニマリストであってもベッドは必要なものであり、どんなベッドを選ぶかの方が重要なのです。
マットレスのみを使う
マットレスの寝心地だけを求めるなら、フレームを使わず、マットレスのみを床に直置きするのがおすすめです。
高さもなく、すっきり。
ただ、寝汗などの湿気が直接フローリングやカーペットに触れますので、カビが生えやすくなります。外出前に立てかけたり、扇風機の風を当てるなど、空気を通してあげることが大切です。
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マットレスベッド
マットレスを直置きするのではなく、マットレスに脚がついた「マットレスベッド」というものがあります。
マットレスの隅に脚をつけているだけですので、脚に比重がかかりがちですが、最近ではそういった面も考慮した丈夫なものが増えてきています。
脚がある分、マットレスの下の風通しがよくなり、カビ対策にもなります。
ローベッド
フレームはありますが、高さのない低いタイプのベッド。中でもフレーム部分を床に直置きするタイプは、「フロアベッド」と呼ばれます。
マットレスをフレームの中にしずめるタイプだと、より低い位置で眠ることができますよ。
直線的なラインのデザインを選ぶと、ミニマリストの好きなシンプルさがより強調されるでしょう。
ヘッドレスベッド
ベッドの頭(ヘッド)の部分の装飾がないタイプ。棚やヘッドボードがない分見た目にもかなりすっきり。フレームのみを購入して、布団を乗せて使ってもいいですね。ベッドにこだわるミニマリストに大人気です。
すのこタイプなら、ベッド下の湿気対策にも最適です。
折りたたみマットレス
ベッドではありませんが、上記のマットレスのみを使うパターンの応用編です。
薄型の三つ折りマットレスをお部屋の隅に置いておくパターンが、ミニマリストの間で人気です。これですと、押入れにしまわなくてもそれほど場所を取りませんし、薄いので見た目にもすっきり。エアウィーブやテンピュールなどの上質のものを1つ購入しておくと、長く気持ちよく使えます。
まとめ
ミニマリストでもベッドを愛用している方はたくさんいらっしゃいます。睡眠は1日の約4分の1を占める大切な時間です。
最高の寝心地を、最低限のスペース&機能で手に入れてくださいね。