一人暮らしでマットレスを直置きしてはいけない5つの理由

マットレスの直置き

一人暮らしの寝床を考えるとき、マットレスをフローリングに直置きしていいものか迷っていませんか?

ネットでもそんな質問をよく見かけますが、一人暮らしの場合は、実際にマットレスをフローリングに直置きして後悔している方は多いです。それはなぜでしょう。

また、直置きすることによっていろいろなデメリットがあります。そのデメリットも合わせてご紹介します。

マットレスを直置きしたい理由

私はどちらかというと、直感的にマットレスの直置きはイヤなタイプです。フローリングって、よく見るとうっすらほこりがたまっていることはよくありますよね。

その上に直接寝具を置くのにはどうしても抵抗があります。布団ならなおさらです。

でも、畳ならいい。矛盾しているようですが、畳に布団は日本の伝統的なスタイルですので、違和感がないのかもしれません。

今の若い方は特にフローリングに布団やマットレスを置くことには抵抗がないようです。

では、なぜマットレスを直置きしたいのでしょう。理由は以下のようなことが挙げられます。

  • 安くすませることができる
  • ずっとそのまま万年床のようにしたい
  • 布団で寝るのはイヤ
  • マットレスのスプリングの寝心地が好き
  • 高さのあるところで寝たい
  • 気に入ったフレームがない

 

なるほど、と思うところはありますが、直置きにはいろいろなデメリットがあります。

いや、デメリットの方が大きいかもしれません。

それを見ていきましょう。

マットレスを直置きしてはいけない理由

カビが生えやすくなる

これは、みなさんが心配することですよね。

寝ている間にかいた汗は、マットレスの下へ下へと移動します。湿気は重いものなので、下へ降りる性質があるのです。

一人暮らしの方は、会社や学校で忙しく、マットレスを毎日立てかけて干したりすることはできないでしょう。たまの週末はゆっくり寝たいでしょうし。

そうなると、フローリングにずっと敷きっぱなしということになりますよね。

これが一番危険です。

マンションは気密性が高いので湿気がこもりやすく、また一人暮らしだと床暖房などは入っていません。

そのためフローリングは冬は特に冷たく、寝ている間に温まったマットレスとの間に結露ができて、余計に湿気がひどくなります。

そうなると、カビは一気に増えていきます。

ちなみに、うちの息子が一人暮らしをしていたとき・・・フローリングの上にラグを敷いてその上にマットレスを直置きしていたのですが、ラグにまでカビがうっすらと生えていました。

結局、マットレスとラグの両方を泣く泣く処分しました。

マットレスが干せない

上記のようなカビに対して、通気性をよくすることは必須ですが、一人暮らしのマンションは窓を開けての換気がしにくいところも多いと聞きます。

また、部屋が狭くて家具との間がつまっていると、マットレスを立てかけたて干すのも難しいでしょう。

 

マットレスの下にすのこを敷くという方法もあります。確かに、フローリングに直置きするよりはましですが、それでもすのこだけでは湿気が逃げる隙間が狭く、反対にすのこごとカビてしまいます。

また、すのこの板でフローリングを傷つけてしまうこともありますよ。

部屋を有効活用できなくなる

一人暮らしの場合、1Kか1LDKの場合がほとんどでしょう。

部屋に置く家具も限られてきますので、部屋を有効活用できるようにしたいですよね。

マットレスを直置きしていると、寝るためだけのスペースでかなり場所をとってしまうことになります。布団だと、あげてしまえばそのスペースはストレッチをしたり趣味のことに使ったりといろいろ活用できますよね。

かなり部屋が手狭になり、可動スペースが少なくなってしまいます。

マットレスの裏側の掃除がしにくい

フローリングに直置きしていると、マットレスの裏側にも髪の毛やほこりが入り込みます。掃除機をかけるときも、重たいマットレスを持ち上げて掃除しなければいけません。

一人暮らしの女性にとっては、かなり重労働になりますよ。

それが面倒くさくてついつい放っておくと、ほこりやハウスダストはカビのエサにもなりますし、アレルギーを引き起こす原因にもなってしまいます。

ほこりを吸い込みやすい高さで寝ることになる

一人暮らしの場合、病気になると急に心細くなりますよね。しんどくて病院にも行けず、つらい思いをした方もいらっしゃるでしょう。私もそうでした。

特に心配なのが、アレルギーをお持ちの方です。

実は、フローリングから30cm以内の高さでは、床にたまったほこりや花粉、ハウスダストが一番舞っているといわれています。

マットレスを直置きした場合、ギリギリその30cmの範囲に顔がきますので、アレルギーをお持ちの方にはいい環境とはいえません。花粉症がひどい方にも同じことが言えます。

マットレスの直置きがしたい人のための対策

このようなデメリットがある以上、マットレスの直置きはやはりおすすめできません。かといってフレーム付きのベッドを買うと高くつくし、予算もない。。

ではどうすればいいでしょう。

3つ折りにできるマットレスを購入する

簡単に折りたためるマットレスがあります。これだと、折って立てかけておくと湿気対策にはなりますし、空いたスペースを有効活用できますよ。

ただ、折れ目がある分寝心地は若干悪くなります。

脚付きマットレスを購入する

マットレスの直置きに一番近い方法ですね。脚付きマットレスとは、マットレスに脚だけがついたタイプですので、かなり省スペースになりますし、高さもありますのでほこりやカビにも強いといえます。

また、ソファのように座って使うこともできますので、一人暮らしの方にとっては一石二鳥です。

 

まとめ

一人暮らしの場合は、部屋を有効活用できて、健康的に寝られるベッドを買うことが大切です。

マットレスを直置きすると、カビやハウスダストの問題が一番深刻になりますので、十分気をつけてくださいね。

 

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