連結ベッドの口コミと8つのデメリットとは

連結できるベッド

2台のベッドを、金具などで固定して使う連結ベッド。

2台の間にすき間ができないので、安全面でメリットがありそうですが、かなりのビッグサイズになるので購入時には慎重になる方も多いでしょう。使い勝手など、なにかデメリットはあるのかも心配ですよね。

そこで今回は、連結ベッドのデメリットについて口コミやレビューなども参考にご紹介していきます。

連結ベッドの口コミ

最初に連結ベッドの口コミをご紹介します。全体的にはメリット的な、評価の高いものが多いです。

子どもがはしゃいで楽しそう!

広々としたベッドの上では、子供がはしゃいでとても楽しそう!という口コミはとても多いです。

1人用や2人用のベッドと違い、2台くっつけるとマットレスも巨大になるので、まるで大きなトランポリンのように見えるのかも。

その分子どもの笑顔がとても増えた、という方もいらっしゃいました。兄弟でじゃれ合ったりチャンバラごっこをする時も、大きなマットレスだとお母さんも安心です。より安全を重視するなら高さのないフロアタイプがおすすめです。

4人で川の字に寝ても余裕がある

4人で寝てもゆったりの連結ベッド

連結ベッドでは、キングサイズ(幅180cm)以上のものが中心となります。4人家族に一番おすすめなのは幅260cmくらいのサイズですが、そうなると4人で寝ても余裕があり、寝返りも楽に打つことができるんです。

(参考)家族4人で寝るベッドの快適なサイズと組み合わせ方

家族の誰かが寝相が悪い場合は、できる限り広いサイズにしておくことをおすすめします。

2台並べるだけよりもずっと安心です

シングルベッド2台を並べて使う方も多いですが、連結させることで安心感がぐんとアップします。お子さんがはしゃいでもフレームが離れないのは嬉しいですね。フレームが離れると、マットレスが不安定になったり、その隙間で足を挟んでしまうことも。ひどければ捻挫することもあるんですよ。

寝心地はマットレスによる

寝心地についてのレビューも時々見かけますが、連結ベッドの寝心地は、基本的にマットレスによって変わります。マットレスとフレームとセットで買うと、お値段的にはお得でしょう。ただもしあなたが寝心地を重視するなら、自分に合ったマットレスをフレームとは別に購入するべきです。

連結ベッドのデメリット

では、連結ベッドのデメリットを見ていきましょう。細かい部分もありますが、買ってから気づいて後悔しないためにも、ぜひ知っておいてくださいね。

フレームとマットレスとの間に隙間ができる

これは、フロアタイプで、かつフレームにマットレスを落とし込む連結ベッドの場合です。2台をくっつけたイメージは下のようになります。

フロアタイプの連結ベッド

このとき、真ん中に来るはずのサイドフレームは、両端に移動させて使います。その中にマットレスを2つ置くのはイメージできますでしょうか。

そのマットレス2つ分のサイズが、なかなかフレーム内にピタッとおさまらないことが多いのです。そうなると、お子さんが足を挟んでしまう危険も出てきます。

フレームの隙間に足を挟む子供

購入するときは、連結したときのフレームの内寸をよく確認しておいてください。ただ、一般的にはどんなマットレスも入るよう、少し大き目に作られていることが多いです。

もしもセット売りのマットレスのサイズがあまりに小さいようなら、別で探すことをおすすめします。

フレームが小さいとマットレスが膨らむ

これは、上記と逆のパターンです。

まれにフレームが小さくて、マットレスが少し膨らんだようになることもあります。これもちゃんとサイズを確認してから購入すると防げるデメリットです。

サイドフレームが歪む

こちらもフロアタイプの連結ベッドで見られるデメリットです。特に低価格のものに多いです。

フロアベッドのフレームは耐久性が弱い

(参考)フロアベッドを選ぶメリットとデメリット

2台を連結したとしても、両サイドのフレームの強度はそのままですので、歪んだ部分に隙間ができてしまいます。心配な方は、できれば日本製のものを選ぶのがおすすめです。品質的には海外のものよりは安心です。

棚と棚の間に隙間ができることがある

棚やコンセント付きの連結ベッドの場合、棚の部分がきっちりくっつかないこともあります。そうなると見た目に不格好ですよね。

ヘッドボードや棚がぴったりとくっつくデザインかどうかも、確認しておきましょう。

金具をなくすと不便

これは意外な落とし穴です。最初2台を別々に使っていて、のちにくっつけようとした時に、金具の紛失に気付く方もいるみたいですね。

まれにエキセンティージョイントのようなものもありますし、同じものが見つからずにワンオフ(オーダーメイド)で作ってもらわないといけないこともあります。

ただ、マジックテープやベルトでも代用できますので、一度試してみてください。最近では、最初から専用のベルトがついたものも人気です。

連結ベッド用のベルト

足元の角部分が危ない

連結ベッドにはフロアタイプが多く、そのためフット部分の角で足をぶつけてしまうこともよくあります。加えて言うと、連結ベッドはほとんどの方が子供たちと寝るために使うもの。子どもたちは大きなベッドでテンションが上がりますので、余計にぶつかったり怪我をすることも多いのです。

フレームのつくりがしょぼい

安価な連結ベッドを買うと、フレームのつくりがしょぼいのに驚くことも多いようですね。例えば。。。

フレームのつくりがしょぼいフロアベッド

これは合皮フレームのものですが、とりあえず革を巻いただけ、のようにも見えますね。長く使っていると、めくれてきそうな感じもします。

ただ、「ワイドキングの大きいベッドを無理なく買おうと思ったらある意味仕方がない」と割り切ることも大切です。また、フロアベッドは上からかけ布団をかけると、こういったフレームは見えなくなります。あまり気にしないのが一番ですね。

シーツの交換が大変

よく、連結したベッド全体に、ファミリーシーツのような大型のボックスシーツをかける方がいらっしゃいます。

連結ベッド用のファミリーシーツ

見るからに気持ちよさそう!

ただこれは、マットレス同士が離れるのを防ぐ効果はありますが、かなり洗濯が大変です。赤ちゃんのおねしょや子どもの汚れ、また夏の汗など、子供と寝る場合はこの大きさはデメリットになるでしょう。できるだけ分けて用意することをおすすめします。

まとめ

連結ベッドは、2台分のベッドを買うのと同じことです。一気に2台もベッドを買うのに、細かい欠点まで知っておくことは大事ですよね~。という思いを込めて、そのデメリットをつらつらと暴露してみましたが、いかがでしたか(^^;?

どんなベッドにも、それぞれデメリットはつきものです。人によって感じ方も違います。

上で挙げたデメリットは、あなたにとってどれだけのものでしたでしょうか。また、予算を考えたときにどこで折り合いをつけますか?

ご家族で話しあう時の参考にしてみてくださいね。

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