頑丈なベッドをお探しではありませんか?
実際にベッドが壊れたという事例はたくさんあります。
体重が重い。子供が上で飛び跳ねる。夫婦でごろごろする。など、ベッドに負荷がかかるとき、ふと壊れないか心配になりますよね。
頑丈なベッドを選ぶには、日本製のものを選ぶことと、耐荷重をチェックすることが重要です。特に耐荷重については、今まで意識したことがなかったという方が多いので、ぜひお読みください。
目次
実際にベッドが壊れた事例
実際にベッドが壊れた、という事例を見てみましょう。
出典:http://yuseisyomatomo2.blog.so-net.ne.jp/2016-10-25
どうやら、2段ベッドのすのこが壊れたようです。よく見ると、すのこの板の途中にツギハギのような線が見えます。1枚の板ではなく、いくつかのパーツを組み合わせて1つの板にしているようですね。
すのこベッドは、マットレスを広い板で支えるのではなく、隙間のある状態でマットレスを支えるので、1枚のすのこ板にかかる負荷は大きくなります。
子供さんが大きくなったり、ベッドの上で暴れることを考えると、よほど注意が必要ですね。下に寝ているお子さんが大ケガをする危険性もあります。
子供の飛び跳ねは特に危険
他の事例も見てみると、子供が上で飛び跳ねて、床板が抜けたり、パイプベッドのメッシュが折れたり・・・という壊れ方が多いようです。
また、サイドフレームがヘッドボードやフットボードから剥がれ落ちた、というようなケースもありました。
そもそもベッドは寝ることを想定して作られています。どのメーカーも、子供が飛び跳ねたりすることまで想定しては作っていないでしょう。そのためにより頑丈に作ると、コストがかかりすぎてしまいます。
それでも、意とせぬ使い方をしてしまうこともあります。頑丈で、かつ価格もやすいコスパのいいベッドを選んでいきたいですよね。
日本製のベッドが頑丈な理由
頑丈なベッドをお探しなら、おすすめは日本製のものを選ぶことです。
老舗メーカーの技術が惜しみなく詰め込まれている
現在、日本のメーカーで作られているベッドは、昔からある老舗メーカーで1つ1つ丁寧に作られているものがほとんど。
熟練の職人さんによる手作業で、細部まで丁寧な作業が施され、プロの技術が光ります。
製造から組立まで、すべて国内のメーカーで作られていると、なお安心です。
底板も床も頑丈!
例えば引き出し収納ベッドだと、引き出しの作りが甘いと、重たいものをしまったときに底が抜けてしまうこともあります。
日本製のものなら、床板や引き出しの底もしっかりと作られているので、床が抜ける心配もありません。
引き出しの開け閉めがなめらかだから壊れにくい
引き出しの開け閉めでがたつきがあると、その分寿命も短くなるでしょう。日本製のものは、引き出しのスライドがとてもスムーズ。ですので、周りのフレームへの負担も少なく、長く頑丈に使えます。
見えない部分も丁寧に作られている
日本製のベッドは、人目につきにくい背面や裏側などの見えない部分も丁寧に作られています。だから、部屋の中でのレイアウトの幅も広がります。
ヘッドボードの背面の塗りが雑だった、なんてがっかりすることもありませんよ。
耐荷重がどのくらいあるかをチェックしよう!
ベッドが頑丈かどうかは、耐荷重をチェックするのが一番です。
耐荷重とは、一定の面積に対してどれだけの重さに耐えられるかという数値です。
耐荷重が表示されているベッドは、それが頑丈さの目安になりますので必ずチェックしておきましょう。
体重が100kg以上ある方は、マットレスの重さも合わせて考えて、耐荷重が300kg以上あるものがおすすめです。
ニトリなどの大型家具店のベッドには耐荷重が表示されていない
ニトリのベッドには、耐荷重は表示されていません。それは、一般的に考えて人が横になって寝るときの重さには耐えられるように作っているから、という考え方です。
ちなみに、ニトリの店舗に行って店員さんに調べてもらいましたが、スタッフさん用の資料にも載っていませんでした。(2017年10月現在)
他のメーカーでも、頑丈さの目安として、耐荷重を載せているところは少ないようですね。
ネット通販の場合は、実際に寝心地やフレームの作りを目で見て確かめることができませんので、耐荷重で頑丈の度合いを示しているショップが多いです。
頑丈なベッドは、耐荷重400kg以上がおすすめ!
頑丈なベッドが欲しい、と思う方はおそらく体重が100kg以上ある方でしょう。
そんな方にとっての頑丈なベッドは、耐荷重が400kg以上のものがおすすめです。
例えば、夫(体重100kg)妻(体重50kg)マットレス(40kg)寝具類(10kg)が1台のベッドで寝ることを想定すると、これだけで重さは200kg。
動き回ることを考えると、この約2倍の荷重がかかることを想定しておくとまず安心というわけです。
(参考)
→ 体重100kg超でも安心?! 大柄な人のベッド選びで気をつける3つのポイント
まとめ
上記のように、頑丈なベッドを選ぶときには、「日本製」「耐荷重が高い」の2つがポイントとなります。
ただ、丈夫な分お値段が高くなるのは仕方ありません。
それでも安いベッドを買ったために、壊れて危険な思いをしたり、修理や買い替えでまたコストがかかることを思うと、最初に頑丈なベッドを選んでおくにこしたことはありません。