無印良品やニトリ、IKEAでも人気の脚付きマットレス。見た目はシンプルですが、使い勝手はどう?どんなデメリットがあるの?なんていうことが気になりますよね。
購入前に、そのメリットやデメリットを知りたい方、ぜひ最後までお読みください。
目次
脚付きマットレス(マットレスベッド)とは?
脚付きマットレスとは、フレームがなく、マットレスに脚だけついたようなベッド。
マットレスを直接床に置くのではなく、脚をつけることでベッドのように見えるので、マットレスベッドとも言われます。
シンプルでコンパクト、かつお手軽に用意できるので、単身赴任の方や、学生の一人暮らし用に人気があるアイテムです。
現在、主に下記の3種類のタイプに分かれています。
1. マットレスの裏に脚をねじ込むタイプ
マットレスの裏の板に、直接ねじのついた脚を回しこむタイプです。組み立ては超簡単。一番お手軽なタイプでしょう。
2. 脚付きの床板にマットレスを乗せたタイプ
床板+脚だけの本体に、床板と同じサイズのマットレスを乗せたベッドです。こんな風に2段になっているものを、ボトムベッドとも呼びます。
3. 頑丈なフレームの上にマットレスを乗せカバーでくるむタイプ
無印良品の人気商品がこのタイプ。
出典:無印良品
本体の床板にはウッドフレームが使われていて、かなり頑丈な作り。その上にマットレスを乗せ、カバーで両方を包み込むタイプです。一番上のアイテムと、見た目はほぼ同じですね。
脚付きマットレスのメリット
安い!
フレームがない分、とても安いのが魅力です。高さがあるところで寝たい、けれどお金はかけたくない、という方におすすめ。
コンパクトで省スペース
フレームやヘッドボードがないので、とてもコンパクト。4畳半や6畳くらいの狭い部屋に置くには、このコンパクトさは大きなメリットですね。お部屋に圧迫感を与えることもありません。
和室に合わせやすい
意外かもしれませんが、脚付きマットレスを和室の畳の上に置いている方はとても多いです。布団を敷くよりも、脚がある分少しだけ高さができますが、この高さが絶妙に和室にマッチするのです。
高すぎず、やや低めの暮らし。そして見た目もシンプルなので、なんとも言えない雰囲気のある部屋になるんですね。
気になる方は、「和室にベッド!センス抜群のコーディネート事例20選」もぜひご覧ください。
組み立てが楽
一番シンプルなものは、マットレスの裏にねじがついた脚をくるくると回し入れるだけ。アッというまに完成するので、組み立てが苦手な方にはもってこいです。
移動しやすい
脚付き的レスは、全体の重量が軽いので、移動がしやすいのがメリットです。例えばガス圧跳ね上げベッドだと、シングルサイズでもフレームだけで30kgくらいになるんです。マットレスと合わせると50kgくらいになったりもしますので、それを思うととってもお手軽ですね。
また、マットレス分割タイプだともっと楽に移動できるので、模様替えも楽チンです。
掃除がしやすい
脚があるので、ベッド下の掃除は簡単にできます。綺麗好きな方は、掃除機やお掃除ロボットが入る高さの脚を選ぶようにしましょう。
カビが生えにくい
マットレスにカビが生えるのは、寝ている間の汗がたまり、湿度が高くなることが原因です。フレーム付きのベッドだど、床板とマットレスが接するところに湿気がたまりカビが生えやすくなってしまいます。
脚付きマットレスは、構造上マットレスの下に湿気の逃げ道がありますので、湿気もたまりにくく、カビになりにくいといえます。
脚付きマットレスのデメリット
サイズが少ない
脚付きマットレスは、基本的には一人暮らしや単身赴任の方に合わせたサイズ展開のものが多いです。
例えば無印良品の人気のボンネルコイルタイプは、シングルのみ。(2017.9月現在)
シングル以外のサイズが欲しい方は、サイズがあるかどうかも事前にチェックしておきましょう。
ご夫婦やファミリーには、小さいサイズを2台並べて使うのもおすすめです。
マットレスのメンテナンスがしにくい
マットレスに直接脚がついたタイプでは、マットレスを裏返して使うなど、ローテーションがしにくいのがデメリットです。
マットレスも消耗品ですので、長持ちさせるためには、定期的に向きや裏表を変えてあげることが大切。少しでも長く快適に使いたいなら、マットレスと床板が別々になっているものを選ぶようにしましょう。
マットレスの種類が少ない
脚付きマットレスでは、自分の好きな寝心地のマットレスがないこともあります。脚と別々で買うことはできないものが多く、一体またはセット購入が原則ですので、寝心地にこだわる方には、それがデメリットになることもあるでしょう。
見た目が安っぽい
いくら質のいいマットレスだとしても、やはり見た目が安っぽい感じは否めないですね。このデザインをうまく生かしておしゃれな寝室を作るには、脚付きマットレスを使ったインテリアの事例などを参考にするといいでしょう。
いろいろなアイディアで、おしゃれなアイテムに変身させてくださいね。
まとめ
一口に脚付きマットレスと言っても、いろいろな種類があります。
脚付きマットレスが向いているのは、下記のような方。
- 値段第一!とにかく安いのがいい。
- 単身赴任先で使えるお手軽なベッドがほしい
- マットレス直置き派だけど、カビが心配
- ベッドはコンパクトで省スペースに限る!
- 和室にも合う低めのベッドが欲しい
全体をコンパクトにまとめたいなら、ヘッドレスベッドもおすすめです。
脚付きマットレスのどのメリットが自分に合うのか、考えてみてくださいね。