ヘッドレスベッドとは?そのメリットとデメリットについて

ヘッドレスベッド

ヘッドレスベッドとは、以下のようなベッドのこと。

ベッドの頭(=ヘッド)の部分にボードや棚などがついていない(=レス)ベッド。フレームは、上に乗せるマットレスのサイズのみの大きさ。ヘッドがない分、低価格なものが多く、また狭い部屋に置くベッドとしても人気。

 

余分な装飾や機能がないので、とてもコンパクト。ミニマリストやお部屋が狭い方などにおすすめですが、機能がない分不便に感じることも。

ヘッドレスベッドを購入するメリットとデメリットを、レビューをもとにご紹介します。

 

ヘッドレスベッドのメリット

価格が安い

ヘッドボードがあるベッドは、その分木材などの素材のコストがかかります。照明やコンセントがついていればなおさらでしょう。また、フレームに天然木や本革などが使われているものは、素材にこだわる方に人気ですが、そうなると価格もかなり高くなってしまいます。

いい素材のものを、少しでも安く買いたい、という方にヘッドレスタイプはぴったりなのです。

 

置く場所や向きを選ばない

ベッドの四方に何もないので、置く場所や向きを選びません。自由自在にレイアウトできるのは、大きなメリットでしょう。

幅の広いクイーン、キングサイズのものだと、縦と横を逆に使うこともOK!お子さまと一緒に寝る場合にも自由度が広がりますよ。

 

窓際を明るく保つことができる

ヘッドレスベッド

履き出しの窓ではなく、小さい窓がある壁側にベッドを置く場合、ヘッドボードが窓の一部をふさいでしまうこともありますよね。そうなると、明るさも半減。

ヘッドレスベッドなら、窓の広さを100%生かすことができますので、お部屋を明るくしたい方にもおすすめです。

観葉植物などのグリーンもいきいきと育つでしょう。

 

好きなデザインのヘッドをつけられる

ベッドは、ヘッドボードの部分で全体の印象が変わります。でも、なかなか気に入ったヘッドボードって見つからないですよね。

最近では、IKEAで売られているMANDALやBRIMNESのようなヘッドボードをヘッドレスベッドと組み合わせたり、ヘッドボード自体をDIYで楽しむ方も!

こちらはIKEAのMANDALを使った寝室の写真。おしゃれの幅がぐんと広がりますね!

 

コンパクトに収まる

ヘッドボードは、棚があるものだと最低でも10cmくらい全体が長くなります。お部屋が狭いと、そのわずかな幅で収まりきらないことも。また、長身の男性の方だとロングサイズのベッドがおすすめですが、そうなるとマットレスだけで206cmくらいの長さが必要。それなら、いっそヘッドレスタイプにしてしまうと、ある程度小さいお部屋でもすっきりと収まります。

また、お部屋は広くても、ドアの開閉部分のスペースを取らなくてはいけなかったり、壁に出っ張りがある場合などは少しでも短いベッドがいいですよね。

そういうケースで大いに役立つのがヘッドレスベッドなのです。

 

ヘッドレスベッドのデメリット

枕や頭が落ちる可能性がある

頭を壁際に置いて寝るなら問題はないのですが、逆の場合は少し不安。ヘッドボードがないと、枕や頭がマットレスから落ちてしまうこともあるでしょう。

お子さまの場合は転落しやすくもなりますので要注意です。

ヘッドレスベッドは、置く位置もしっかりと考えておきましょう。

 

ベッド周りが散らかってしまう

寝る前に読書をしたり、パックなどお肌のお手入れをする方も多いでしょう。ヘッドレスだと、読みかけの本や化粧品などを置いておくスペースがありませんので、どうしてもベッドの周りに置きっぱなしになることも。

もしくは、別にサイドテーブルやちょっとした棚を置いて収納することになりそうですね。

宮棚がついていると、頭のあたりにいろいろなものをしまえるので、ベッド周りは常にスッキリ!別に棚を用意しなくていい分、宮棚付きのタイプの方がコンパクトになるとも言えます。

 

まとめ

ヘッドボードがないヘッドレスベッドは、コンパクト!という長所が目立ちがちですが、このようにいろいろなメリットがあるのです。

家具を自分の手でアレンジするのが大好きな方。ぜひヘッドレスベッドを試してみてくださいね。

 

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