家族みんなで寝られる連結ベッドが、最近とても人気です。金具でしっかりと固定するので、2台の間に挟まってお子さんが怪我をする心配もありません。
家族用の連結ベッドは、子供さんが小さいことを想定して作られていますが、ご家族の状況によっては、注意するポイントも違ってきます。
今回は、家族全員で寝られるベッドの8つのタイプをご紹介しながら、その特徴を比較しました。その中で、ご自分の家族にあったタイプをお選びくださいね。
連結ベッドのタイプ
連結ベッドには、下記のような種類があります。
- 背が低いフロアタイプ
- 高さがあるスタンダードタイプ
- 長さが長い
- 最大幅が広い
- フレームがレザーでできている
- 収納付き
- 布団が使える
- おしゃれなデザイン
それぞれについて特徴をみていきましょう。
1. 背が低いフロアタイプ
連結ベッドのほとんどは、このフロアタイプ。なぜなら、小さい子供さんと一緒に寝ることを想定しているので、落ちた時の安全のために低いものが多いのです。
また、連結ベッドは2台をジョイントしてつなげますので、価格も高くなって当たり前。
フロアベッドだと、脚や収納など余計なパーツがない分、コストも安く抑えられ、若い家族にはとても助かるのです。
2. 高さがあるスタンダードタイプ
小さい子供がいるのに、高さのあるベッドは危険じゃないか、と思われる方もいるでしょう。
フロアタイプは確かに落ちた時のことを考えると安心ですが、低い分、ほこりやハウスダストを吸い込みやすいという危険もあるのです。
喘息やアレルギーをお持ちのお子さんには、ある程度高さがあるベッドが必要です。落下したときのために、ベッド下にラグやジョイントマットなどを敷いておきましょう。
3. 長さが長い
これは、背が高いお父さんや、5人以上の大家族の場合にもおすすめ。一般のベッドは長さが約200cmですが、ロングサイズは206cmあるものもあります。
身長が190cmくらいのお父さんでもゆったり広々寝られますね。
また、子供さんが3人、4人いると寝ている間に横になったりゴロゴロと移動しますが、そんなときにも長さがあると窮屈感もありません。
4. 最大幅が広い
こちらも大家族におすすめ。最大で280cmのものもありますが、これはダブルサイズを2台並べたのと同じ大きさです。
小さいお子さんですと、ダブルサイズに大人1人と子供2人はなんとか寝られますので、子どもさんが4人となると、最低でも280cmは欲しいところ。
また、シングル3台を連結して幅300cmにできるものもあり、これだとかなりゆったり寝ることができますよ。
もちろんその分寝室の圧迫感は増えてしまいますが。。
サイズの組み合わせパターンをしっかり考えたい方は、「家族4人で寝るベッドの快適なサイズと組み合わせ方」も合わせてお読みください。
5. フレームがレザーでできている
これは子供さんの安全性を考えたタイプ。ベッドって、子供さんにとっては寝る以外に快適に遊べる場所でもあります。ベッドの周りを走り回ったりしてひやひやすることもありますよね。
フレームがレザーでできていると、つまづいた時も安心。ひっかき傷や転んで頭をぶつけた時の衝撃も少しは和らぐでしょう。
特に、男の子のいるご家庭には好評です。
6. 収納付き
家族みんなで寝られるベッドだと、どうしてもかなりの場所を取ってしまいます。できればベッド下も有効活用したいですよね。
収納付きの連結ベッドなら、寝室がかなりすっきりと片付きます。
ただ、その分高さが高くなるので、ベッドを壁にくっつけて子どもさんは壁側に寝かせるとか、安全に対する工夫は必要になるでしょう。
7. 布団が使える
小さいお子さんは汗かき。代謝も高いので、夏などは朝起きたら汗びっしょり、なんてこともありますよね。
家族みんなで寝る連結ベッドに布団を合わせて使えると、干すのも楽なので清潔に使えます。中には、すのこを折りたたんで、そこに布団を干せるものもありますよ。お手持ちの布団を使えますので、コストも安く抑えることができます。
マットレスのような弾力のある寝心地はありませんので、手軽さを取るか、寝心地を取るか、になるでしょう。
8. おしゃれなデザイン
連結できるベッドの中にも、おしゃれなデザインのものはたくさんあります。
ただ、家族みんなで寝られて、連結もでき、おしゃれとなると、かなり高くなるのは必至。
いずれ分割して使うことまで考えると、今高くても買い替えるよりは安くつきますので、日本製の高品質のものを選んでおくのもおすすめです。
まとめ
家族みんなで寝られる連結ベッドは、上記のようにいろいろなタイプがあります。
ご家族の状況や、何年後かに分割するときのことも考えて、最適なタイプを選んでくださいね。